【12-18】OB便り

本經濟レポート≪2417号≫ウの目タカの目に掲載されておりました本
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『野球人の真髄』
 先日、横浜DeNAベイスターズの二宮至(70期)コーチ、地元の社会人野球ワイテックの谷口顕太郎(70期)元監督と会食する機会があった。両人は広島商業高校の同期で、二宮さんは駒澤大学から巨人に入団。退団後は中日でコーチなどを務めたのち今シーズンから横浜の守備走塁コーチに就いた。一方、谷口さんは亜細亜大学から地元のワイテックに入社し、十数年間の選手生活を経て二年間監督を務めた。いずれも東都大学リーグではキャプテンとしてチームを支えた。
 その二人にはリーグ戦で忘れられない試合がある。四回生となり覇を競う大事な試合は、二宮さんが負傷して先発を外れ、スコアは亜細亜大のリードで八回まで進み、駒澤が満塁のチャンスをつかむ。そこで駒大ベンチは二宮さんを代打に指名。「右足を負傷していると聞いていたので内角シュートを要求した。すると狙っていたかのように三塁線を破られた」と捕手だった谷口さん。翌日のスポーツ紙のインタビューに決勝打を放った二宮さんは「三年間同じ釜の飯を食ってきたチームメイトで、バッテリー(投手はやはり広島商出身で同期の小林達也(70期)さん)の配球はすぐ読めた」とコメント。その記事を読んだ谷口さんは新聞を破り捨てて怒りをあらわにしたという。
 会食しながらその打席の配球の真相≠ノ話題が及び、二宮さんの口から新聞のコメントと同じ言質を聞き出した谷口さん。「心の底では高校のチームメイトに打たれたのだからホッとした気持ちも記憶のどこかにあった」と応じた。来年は還暦を迎える二人。後々の球歴は違ってもアウトカウントや配球まで正確に記憶して試合に臨む姿勢に野球人の真髄を感じた。

posted by クラブOB会 at 2012年10月07日 10:00 | Comment(2) | OB便り
この記事へのコメント
84期のOBです。現在は東京在住で東京から母校の活躍を楽しみにしています。
『二宮さんと谷口さんの駆け引き』のお話、鳥肌が立ちました。久々に“広商らしい”お話を聞かせて頂き、青春時代の熱い想いが甦って来ました。
Posted by 木下 裕章 at 2012年10月15日 23:35
木下さんコメント有難うございます。
現役チームは、来年夏の甲子園出場へ向けて、上竹主将を中心に日々練習に励んでおります。広島へお帰りになることがありましたら、是非とも母校のグランドへ足を伸ばしていただき檄を飛ばしてやって下さい。
Posted by ブログ担当者 at 2012年10月16日 22:15
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